2022年4月から「デジタル教科書」が全小中学校に無償で提供されるようですね!
現在はまだ一部の教科でのみの提供のようですが、2024年度の本格導入に向けてデジタル教科書が普及すると学校にもペーパーレスの時代がやって来る感じがしています。
ですが、デジタル教科書になるとメリットもあると思いますが、はたしてデメリットはないのでしょうか?
今回は、デジタル教科書でペーパーレスの時代になるのか、またメリットやデメリットについても調べてみました。
デジタル教科書でペーパーレスの時代に?メリットやデメリットは?
紙の教科書をデータ化した「デジタル教科書」が新年度から、全小中学校に無償で提供される。文部科学省が、2024年度の本格導入に向けた実証事業として外国語(英語)で配布し、希望する学校の一部には、ほかの教科からも1教科分を提供する。紙との併存や費用のあり方などについて課題を洗い出す。
【写真】授業後、黒板をタブレット端末で撮影して保存する児童たち。教科書デジタル化「1人1台」、 専門家が描く未来は。
デジタル教科書は、紙と同じ内容をデータ化し、パソコンやタブレット端末で使う。学校教育法改正により、19年度から紙の教科書に代えて一部授業で使用できるようになった。文科省の有識者会議は21年3月、小学校の教科書改訂のタイミングとなる24年度からの本格導入を求める提言を出している。
と、2022年度はまずは英語からデジタル教科書の配布が開始されるようですね。
紙の教科書と全く同じ内容がパソコンやタブレットの端末で使用できるようになるようです。
では、デジタル教科書のメリットやデメリットはどんな事が考えられるでしょうか?
デジタル教科書になるメリット
デジタル教科書になると学生にとってのメリットは何でしょうか?
- 重い教科書からの脱出
- 机の場所を占領しなくなる
- 授業内容が音声や動画でも見る事が出来、理解が深まる可能性が高くなる
と、学生が沢山の重い教科書を毎日背負って通う事を考えると、デジタル教科書になればそれらが集約されるのでカバンも軽くなると思われます。
また、タブレットを使用すると立てて使えますので机の上の場所を占領されなくなる可能性も高いですし、授業内容を音声や動画を利用して行う事で、より内容の理解が深まる可能性もありますよね!
音声朗読機能付きのデジタル教科書のメリットを最大限に活用できるよう願っています。紙のテキストに音声を聴くことができるサイトへのQRコードでついているのを3年くらい前に初めて見て驚きました。
デジタル教科書、まずは英語で 紙と併用、小中学校に無料配信 文科省https://t.co/xJXKoYHp83
— NANNO & COMPANY (@NANNOcomp) December 14, 2021
デジタル教科書は紙のごみを減らすメリットがある。千葉県の導入率は全国最低の1.7%だが、知事が3期務めた森田健作氏に代わり、千葉市長からの鞍替えを果たした熊谷俊人氏になり、これからどう進展していくか。 #モニフラ #新型コロナウイルス #デジタル教科書#千葉県 #熊谷俊人
— 花見川の白猫 (@tokyo_baseball) May 11, 2021
求められるデジタル教科書(●゚ェ゚))コクコク
軽くて済むのがメリット(●゚ェ゚))コクコク教科書関係を扱ってる本屋さんが打撃大なのがデメリット( ꒪ͧд꒪ͧ)
— 真月🐱 (@Singetu28) April 28, 2021
と、軽くなる事や紙を減らせるなどメリットも沢山あるという事がうかがえますね。
もしかすると、今後は美術の授業などで液晶タブレットを使用した絵を描いたりもする可能性もあるのでしょうか?
デジタル教科書になるデメリット
一方、デジタル教科書になる事でデメリットはないのでしょうか?
- タブレット等の端末のコストは誰が負担?
- 破損や万が一故障した時の対応はどうするのか?
- バッテリーはどれくらい持つのか?
- 端末を一斉につなげて通信速度は大丈夫なの?
- 学生の視力の低下の懸念
- セキュリティは大丈夫なのか?
まだまだ問題はありそうですが、上記のような事がデメリットとして挙げられるかと思います。
やはりタブレット端末等は高いというイメージもあったり、万が一落としたりして故障した際はどうなるのか、またバッテリーを充電しないと使用できないなどの問題点が発生しそうです。
デジタル教科書のデメリット
•端末の画面に集中しすぎてしまう
•目が疲れる、視力低下の誘因にならないかといった不安
•セキュリティ管理等の問題
•壊れた場合の対応
•お金がかかる
↑こんなのさ,デジタル化するんだったら当たり前のことじゃんか。— haruppi🕷🕸No Wai Home (@haruppi0805) December 16, 2021
教科書とかもデジタル化になっていくみたいですね。
文部科学省の報告によると「デジタル教科書の大きなデメリット」はないとされているみたいです。否定しているわけではないですが、デメリットがないことはないのでは?と考えてしまいます。
偉人の顔に落書きしたりとかのできなくなっちゃいそう。— データ・ファー・イースト社@経理アウトソーシング (@datafareastco) October 11, 2021
デジタル教科書を使い始めて教師用は提示するときに重宝してます。が、児童用は、一年生にとってはデメリットのほうが大きいです。①見にくい②めくりにくい③重い④机から落とすなどなど。
使えと言われたから使ってましたが、ある時からこっそり紙に戻しました。— 小学校教員@12年目 (@ENYbwbQWcc8UqE0) July 7, 2021
など、やはりデジタル教科書を使用するにあたり不安視する意見も沢山ありますね。
文部科学省の報告によると「デジタル教科書の大きなデメリット」はないと言うのは本当なのでしょうか?
デメリットはない訳はないと思うのですが、お役所の考える事はよくわからない事が多いです。
破損や故障などの際はどうするのか、またセキュリティに関する問題も起きて来そうですね。
まとめ
教科書をデータ化した「デジタル教科書」が新年度から、全小中学校に無償で提供されるよう
メリットとしては
- 重い教科書からの脱出
- 机の場所を占領しなくなる
- 授業内容が音声や動画でも見る事が出来、理解が深まる可能性が高くなる
などが考えられる一方でデメリットは沢山の不安要素が残っている模様
- タブレット等の端末のコストは誰が負担?
- 破損や万が一故障した時の対応はどうするのか?
- バッテリーはどれくらい持つのか?
- 端末を一斉につなげて通信速度は大丈夫なの?
- 学生の視力の低下の懸念
- セキュリティは大丈夫なのか?
など、現場で行う教員の方の対応も大変な物になりそうです。
今回は、デジタル教科書でペーパーレスの時代になるのか、またメリットやデメリットについても調べてみました。
いずれはペーパーレスの時代がやってくるのかもしれませんが、今年度からの開始で問題点が少しでも解消される事を期待したいですね。
コメント