10月23日の箱根駅伝予選会で、駿河台大の選手である今井隆生さん(31歳)が注目されていますね。
自己啓発等休業制度を利用して駿河台大に編入しての箱根駅伝出場は並々ならぬ努力をしてきた結果だと思います。
ですが、教職員を休職中である今井さんついて
- 駿河台大ってどれくらいの費用が掛かるんだろう?
- 休職中にはどれくらいお金がかかるの?
- 給料はどうなっているの?
など、お金にまつわる事も気になりますよね?
今回は、今井隆生さんの通う駿河台大の学費や、教員の休職中にかかる費用などについて調べてみました。
今井隆生さんが通う駿河台大はどれくらいのお金がかかる?生活費は?
◆報知新聞社後援 第98回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会(23日、東京・立川市陸上自衛隊立川駐屯地内周回コース=21・0975キロ)
出場41校が上位10人のハーフマラソンの合計タイムで競い、上位10校が箱根駅伝本戦(来年1月2、3日)の出場権を獲得した。前回15位の駿河台大が8位で通過し、悲願の初出場を果たした。前回優勝の駒大はじめシード10校、予選会通過10校とオープン参加の関東学生連合の計21チームが新春の箱根路に臨む。
予選会は例年、陸上自衛隊立川駐屯地をスタート、立川市街地を回り、国営昭和記念公園ゴールのコースで行われているが、昨年に引き続き、今年も新型コロナウイルス感染防止対策として、無観客で陸上自衛隊立川駐屯地内の1周約2・6キロの滑走路を周回するコースで開催された。各校14人以内の登録選手から当日に12人以内が出走。駿河台大ランナーは平たんなコースを舞台としたレースを勝ち抜き、2016年(予選会は15年10月)の東京国際大以来の初出場で、史上44校目の箱根駅伝出場校として名乗りを上げた。
無観客の静かな会場に、正式発表のアナウンスが響き渡った瞬間、徳本一善監督、阪本大貴主将(4年)、埼玉県の中学校体育教師を休職して編入学した31歳の今井隆生(4年)ら駿河台大チームは、歓喜の雄たけびを上げ、熱い涙を流した。
と、今回駿河台大が箱根駅伝に初出場する事となりました。
駿河台大の編入費用について
今井隆生さんの通う駿河台大ですが、埼玉県飯能市にある大学で学部は
- 法学部
- 経済経営学部
- メディア情報学部
- スポーツ科学部
- 心理学部
- 現代文化学部
の6学部からなり、今井隆生さんはその中の心理学部に通われているようです。
今井隆生さんは「自己啓発等休業制度」を利用して教職員を2年間休業し駿河台大の心理学部の3年生に編入したようです。
さて、その駿河台大の3年生のにはいくら位かかるのでしょうか?
学部 | 入学金 | 授業料 | 施設費 | 課外指導費 | 施設等充実費 | 諸会費 | 合計 |
心理学科 | 200,000 | 735,000 | 300,000 | 15,000 | 15,000 | 35,000 | 1,300,000 |
と一年間で130万円がかかり、2年間通うので260万円が学費にかかります。
その他の出費について
大学に通う費用以外にも、「自己啓発等休業制度」を利用して教職員を2年間休業していますので、休職中は無給となりますが実際には教職員である税金や保険料なども支払わなければいけません。
具体的には
- 住民税
- 社会保険料
です。
その他にも生活する上での食費や水道光熱費、アパートを借りていると仮定すると家賃等の発生も考えられますね。
住民税
住民税については前年の所得に応じて課税されますので、休職中は無給となりますが、当然住民税は支払わなければいけません。
今井隆生さんが所属している飯能市の中学校の給与の初任給は188,700円(令和2年4月1日現在)ですので、今井隆生さんが3年在職していると多少は昇給もしていると思われるので、190,000円位と仮定すると
月収×12+賞与(4.5ケ月)=年収
ですので年収の予想金額は
190,000×12+855,000=3,135,000円
位と予想されます。
サラリーマンの税金計算ツールさんのサイトで飯能市で税金の計算をしてみますと(教職員の計算は実際にはちがうかもしれません)住民税は126,000円という計算になります。
社会保険料
教職員は公立学校共済組合に入られていると思われますが、一般的な社会保険料で計算してみると(計算はサラリーマンの税金計算ツールを使用)445,000円/年となります。
月額に計算すると毎月約37,000円近い社会保険料を支払わなければいけません。
一年間トータルではいくらくらいかかる?
では、今井隆生さんが一年間にかかる学費等の合計額はいくらでしょうか?
項 目 | 金 額 |
学費 | 1,300,000円 |
住民税 | 126,000円 |
社会保険料 | 445,000円 |
食費(支出平均で計算) | 450,000円 |
家賃(支出平均で計算) | 235,000円 |
水道光熱費(支出平均で計算) | 117,000円 |
その他(通信費・趣味等支出平均で計算) | 700,000円 |
合計 | 3,373,000円 |
と、ざっと計算しても一年間で3,373,000円もかかるのですね!
※個人の予測に基づく金額の予想で、実際の金額とは違う可能性がありますので、参考程度にしていただければと思います。
しかも、ご結婚もされてお子さんもいる状況下で大学に行くとなるとそれ相応の覚悟が必要だったと思います。
もちろん、家は実家で済む等生活状況が変われば出費も抑えられるかとは思いますが、休職して大学に進むにもお金がかかる事は間違いありませんね。
ですので、何かしらのアルバイト等をしつつ生活費を賄わなければいけませんね。
まとめ
- 駿河台大の学費は1年間で130万円かかる
- 休職していても税金や社会保険料の支払いがあるので、出費は思った以上のものになる
- 今までの生活も維持しなければならないので、大学に通っていても何かしらのアルバイト等の収入減が必要となる
- 休職中の一年間にトータル約300万円の出費がかかる想定
今回は、今井隆生さんの通う駿河台大の学費や、教員の休職中にかかる費用などについて調べてみました。
大学に通われながら箱根駅伝出場を果たしてよかったですね^^
今井隆生さんの来年の箱根駅伝本番での活躍を期待しています!
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