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自作PCのWindows11は対応している?TPMは特に注意!

自作PCのWindows11 PC
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Windows11がリリースがされましたが、自作PCを作るみなさんも更新前に各種スペックなどは確認しましたでしょうか?

「Windows11?Windows10って最後のWindowsじゃなかったの!?」

私も6月末にMicrosoftのWindows11の発表を見て驚きましたが、その後8月末にWindows11のリリース日が10月5日であるとマイクロソフトから発表がありました。

しかも、自作PCのWindows11の要求スペックが恐ろしくハードルが高く、自作PCを作る方でも「Windows11はCPUやパーツが古いモデルについては置き去りにするつもりだ」と感じました。

またTPMといった普段聞きなれない言葉も出て来て自作PCを作る方でもちょっと難しいという話も聞きます。

Intelの第12世代のCPUやDDR5メモリなども出て来ましたので、それに伴い自作PCのパーツの買い替え需要も増えることが予想されます。

ですが、いずれWindows11が普及されると当時に、周りのハードウェアやソフトウェアもそれに合わせて対応しなければならない時がやって来ますので、今回は自作PCのWindows11の要求するスペックおよびCPUやパーツの確認や、また、あまり知られていないUEFIやTPMについても解説していますので、10月5日に出たWindows11に対応し、更新前によく確認をしてもらいたいと思います。

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自作PCのWindows11は対応している?TPMは特に注意!

windowsイメージ

みなさんが普段使用しているPCのOSは何でしょうか?

大半の方はWindows10を使用している方が多いのではないかと思います。

私もメインPC・サブPC(共に自作PCです)にWindows10を使用していますが、Windows11のアップグレードはしばらくしないつもりです。

理由は不具合が発生してトラブルの原因につながるからです。

Windows10は2015年に「Windows 10はWindowsの最後のバージョン」として発売され、何度かメジャーアップデートを繰り返して機能の追加などを行ってきましたが、その方針を変え、6年後の2021年6月24日(米国時間)にMicrosoftから「Windows 11」の発表がありました。

Windows11が発表されたことで、Windows10のサポートは2025年10月14日までとなり、メジャーサポート期間があるのはあと4年くらいになりますね。

年末ころにはWindows11の製品版の発売や、既存のWindows10からの無償アップグレードが順次拡大して可能なPCが増えると思いますが、今後の動向は気になりますよね。

また、Windows11ではIE11が使用できないようですので、IE11を使用しているという方はこちらの記事も参考にしてみてください。

Windows11でIE11は使用できない?今後の対応策は?

Windows Insider Program経由でのアップグレードに関しての注意点

Windows 11は、現在Windows Insider Program経由で試すことができますが、ファイルとデータを保持したままWindows 10に戻せる期限がWindows 11にアップグレードしてから10日以内で、それを過ぎるとクリーンインストールが必要になるので注意が必要です。

これらは正式リリース後だけでなく、Windows Insider Program経由で入手できるバージョンにも適用されるようです。

興味があってアップグレードしてしまう方もいるとは思いますが、ご注意ください。

最近、Windows Insider PreviewからWindows 11のISOファイルもダウンロード可能になっていて、Windows11を体験出来る環境が整いつつありますが、最低要件を満たしていないPCではクラッシュの確率が大幅に増加するので、重ねて注意が必要です。

Windows11で実際に動作するCPUやパーツについて

実際にWindows11の動作に必要なシステムの最小要件は以下のようなものとなります。

  • プロセッサー…1GHz以上で2コア以上の64ビット互換プロセッサー(CPU)またはSystem on a Chip(SoC)
  • メモリ…4GB RAM
  • ストレージ…64GB以上の記憶装置
  • グラフィックスカード…Directx12互換のグラフィックス/WDDM 2.x
  • ディスプレイ…9インチ以上、HD解像度(720p)

が必要となり、Windows10の時から比べると要求されるスペックは高くなっていますが、ここ1~3年間に発売されたのPC(自作用パーツ)であれば問題はないと思われます。

たとえば自作PCで使うCPUを見ると

  • IntelのCPU…第8世代以降のCoreプロセッサー(Celeron、PentiumGold含む)
  • AMDのCPU…Zen+以降のアーキテクチャを採用しているRyzenプロセッサ(Athlon含む)

を必須としていますが、現在はまだテスト中とのことなので、今後は動作に必要なCPUなどは見直しがされる可能性もあります。

※8月27日に対応CPUが追加されたようで、Skylake-X世代のCore Xシリーズ(Core i9-7900X/7920X/7940X/7980XE、Core i7-7740X/7800X/7820X、Core i5-7640X)と、Skylake-W世代のXeon Wシリーズ(Xeon W-21xx/W-3175X)、第7世代Coreプロセッサの一部(Core i7-7820HQ)も対応になったようです。

情報が入り次第追加していきます。

また、各マザーボードメーカーでもWindows11についての要求スペックについて提供し始めています。

  • Intel系…チップセットが300以降
  • AMD系…チップセットがB350以降

となっており、やはりCPUと同様のようです。

対象のパーツより古いPCをお使いの方にとってはWindows10を使い続けるか、CPUやマザーボード等のパーツを使用できるものに交換した上で、Windows11にアップグレードするかの選択に迫られそうですね。

PC 正常性チェックアプリの再配信について

Microsoftの「PC 正常性チェック」ツールでWindows 11にアップグレード可能か確認したいところなのですが、7月3日現在、Windows11のアップデート確認ツールは、準備が不足していたようで配布はされていませんでしたが8月27日に「PC 正常性チェック」が再配信となったので、お使いのPCがWindows11に対応しているか確認してみましょう!

UEFIとTPM2.0に注意

最小要件についてはクリアできる製品が多いと思いますが、他にも注意点があります。

  • システムファームウェアUEFI、セキュアブート対応
  • TPMトラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)バージョン2.0

に対応していることが必須となっています。

UEFIについて

UEFIはWindows11の動作をする上で必須ですが、UEFI対応のシステムをBIOS(古いもの)モードで動かしているPCもあり、後から変更するとWindowsが起動しないことがあります。

その結果、OSの新規インストールをせざるを得ないことになる可能性もあります。

コマンドプロンプトを使用した設定もできるようですが、こちらはハードルは高いと思います。

現在ご自分のPCがどのようなBIOSモードなのか、セキュアブートが対応している確認をしてみましょう。

スタートメニューで「msinfo32」と入力し検索をし、システム情報に

  • BIOS モード…UEFIと書いてあればOK
  • セキュア ブートの状態…有効/無効

の欄があるので、それぞれ確認しておきましょう。

セキュアブートが無効になっている場合は、UEFIを起動しセキュリティの項目からセキュアブートを有効(Enable)に設定します。

TPM2.0について

Windows11では、TPM2.0に準拠するセキュリティチップの搭載も必須となっていますが、調べたところ2016年7月28日以降に出荷されるプリインストール機では、TPM2.0の搭載が必須となっているので、最近のPCでは問題ないと思われます。

自作PCを使っている方は、このTPMの機能は無効化されていることが多いので確認が必要です。

スタートメニューで「tpm.msc」と入力し、確認しましょう。

もし「互換性のあるTPMが搭載されていません」とメッセージが出たとしても、有効になっていないだけかもしれませんので、慌てずにUEFIセットアップ画面から以下の項目を見てみましょう。

  • Intel CPUの場合…Intel PPT
  • AMD CPUの場合…AMD fTPM

の項目があるはずですので、有効(Enable)にすれば利用可能となるはずです。

マザーボードのメーカーによって若干設定方法が違うようですので、利用中のマザーボードを確認し設定を変更しましょう。

上記の「Intel PPT」、「AMD fTPM」の文字がキーワードとなると思います。

また、次のような項目がある場合もあります

  • TPM Debice Selection

この項目がある場合は「Enable Discrete TPM」→「Enable Firmware TPM」に変更すればTPM2.0の設定が可能になります。

Enable Discrete TPMはTPM1.2のようです。

TPM2.0モジュールの取り付けや設定などはご購入者ご自身の自己責任の元、作業や設定を行ってください。

DirectX 12以上に対応しているグラフィックスカード

Windows11はDirectX 12以上に対応している必要があります。

DirectXのバージョン確認はWindows検索にて「dxdiag」と入力し、確認しましょう。

また、お使いのグラフィックボードの製品の型番が分かれば、検索して調べるとDirectX 12以上に対応しているかがわかるかと思います。

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まとめ

  • Windows11の動作させるためのスペック要求は高いうえに自作PCユーザーでも知識も必要
  • 古いPCではWindows11は動作しないため、Windows10を使い続けることになる可能性も
  • 対応CPUやマザーボードの要求スペックは高め
  • UEFIとTPM2.0に対応していることが必須で自作PCを使用している人でも気にされていない方も多いので要確認

現状1~3年前くらいに購入したPC(自作PCを含む)であれば特に問題はなくWindows11にアップグレードが可能となりそうです。

一方、それより前のPCをお使いの方にとってはWindows11は使えない可能性が高く、買い替えやPCの作り直しの必要性が求められると思います。

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