2024年度に新しいお金(日本銀行券)が発行されることが発表されました。
今回の新しい日本銀行券の肖像画も一新され、一万円札は渋沢栄一となり新しい人に変わりますが、これについて一部では様々な意見が出回っているようです。
今回はどんな新技術を使って偽造防止をするのか、また渋沢栄一についてどんな人なのかも調べてみました。
新一万円はいつから変更になるのか、渋沢栄一ってどんな人?
日本銀行は9月1日、2024年度上期を目処に発行を予定している新しい日本銀行券のデザインを公開した。
日本銀行券は偽造防止などの観点から2024年度上期を目処にデザインが刷新される。紙を透かした際に見れる「すき入れ」に高精度な模様が導入されるほか、3Dホログラムなどが追加。さらに、額面数字を大型化するなどユニバーサルデザインに配慮したものへと変更となる。肖像も一万円券であれば福沢諭吉だったものが渋沢栄一へと変更される。
今回は、2024年度上半期に日本銀行券が一新されるようです。
その新しい顔は
- 1万円:福沢諭吉→渋沢栄一(裏は東京駅の丸の内駅舎)
- 5千円:樋口一葉→津田梅子(裏は藤の花)
- 千円:野口英世→北里柴三郎(裏は葛飾北斎作、富嶽三十六景の「神奈川沖浪裏」)
となり、1万円については1984年以来実に40年ぶりの変更となります。
今回の偽造防止の最新技術などについて
今回は、現在の日本銀行券に加えて以下の新技術が使用され、貨幣の偽造防止に生かされるようです。
- 肖像の3D画像が回転するホログラムを、銀行券として世界で初めて採用。(千円券にはパッチタイプのホログラムを採用)
- 現行の「すき入れ」に加えて、新たに高精細なすき入れ模様を導入
肖像が回転するなんてどんな風になるのか興味がありますね^^
※通貨偽造は犯罪ですので、絶対にやめましょう!
また、偽造防止とは別にユニバーサルデザインの観点から、券種間の識別性向上等を目的とし、指の感触により識別できるマークの形状と、券種毎の配置を変更するようです。
これは、目の不自由な方等が触ってわかりやすくするような工夫をすると言うことで、より使う方の立場に立って作ってくれる事と思います。
渋沢栄一ってどんな人?また、デザインについて
渋沢栄一氏とはどんな人なのでしょう?
「資本主義の父」と呼ばれる渋沢 栄一氏ですが、起ち上げた会社の中には以下のような会社があります。(一部)
- 第一国立銀行(現みずほ銀行)
- 東京ガス
- キリンビール
- 東京商法会議所(現・東京商工会議所)
- 東京証券取引所
などがあります。
名前を見るだけでもものすごい会社ばかりですね^^
また、デザインについては様々な意見が飛び交っているようですね。
一万円札E号券が発行されて20年近く経ち、新紙幣の製造が始まりました。私の記憶では過去に新紙幣が出るたび「ダサイ、前の方が良い」と言う人は必ずいた気がしますが、今回の刷新は視覚バリアフリーの強化も図られ、見分けやすくなるのは良い事と思います。
デザインは目的あってこそのものですから。 pic.twitter.com/YQQShtgtQ9— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) September 2, 2021
新一万円札…数字のフォントがダサい、そもそもデザインがダサい。諭吉の方が良い!とか、もうダサいのオンパレード。でもさ、聖徳太子から諭吉に変わった時も、安っぽくなったとか色々叩かれていたよ😆
だから次に変更される時も、きっと言われる筈。渋沢さんの方が良かったのに、ってね💴
— ミミおばさん9/3甲子園〜音の響き〜 (@RCkuDl9rtnmHCwD) September 2, 2021
など、様々な意見があるようですが、実際に出回って使っているうちに、皆慣れてそんな事も気にならなくなるのではないでしょうか?
まとめ
- 2024年上半期に、日本銀行券が順次入れ替わっていく予定
- 1万円札は福沢諭吉から渋沢栄一に変更
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