余った小銭などを電子マネーに変換できるポケットチェンジが日本硬貨の取り扱いを停止する事になりました。
1月17日より始まったゆうちょ銀行の小銭の手数料改定などを受け、手数料無しで小銭を電子マネーに替えられるポケットチェンジでしたが、日本円硬貨の大量投入による障害が急増しサービスが続けられなくなったようです。
今後は、どのようにして小銭を扱っていくのか心配になりますよね?
今回は、ポケットチェンジで日本円硬貨の取り扱いが停止になり、今後は小銭を上手く替えていけるかどのような手段があるのかについても調べてみました。
ポケットチェンジで日本円硬貨の取扱い停止に!他の手段はあるの?
資金決済業者のPocket Changeは2月9日、現金を電子マネーに変換できる端末「Pocket Change」の日本円硬貨の取り扱いを終了すると発表した。「金融機関の日本円小銭両替有料化などの影響もあり、サービスを維持し続けていく上で日本円硬貨の取扱量がサービス継続困難な水準に達した」と説明している。
【画像】Pocket Changeの今後の対応について(公式Webサイトから引用)
同サービスは、日本円硬貨の大量投入による障害が急増したため、1月27日から全端末の長期メンテナンスを始めていた。メンテナンスは順次終了しており、9日からサービスを再開している。
今回ポケットチェンジが2月9日のより日本円硬貨の取り扱いを停止すると発表がありました。
2022年1月17日よりゆうちょ銀行に小銭を預け入れする際の手数料が有料化となりましたが、この有料化に伴ってポケットチェンジへの硬貨の変換が集中してしまったようですね。
サービスの停止は残念ですが、では、今後小銭がたくさん増えてしまった際にはどのように処理をするのが望ましいのでしょうか?
ポケットチェンジ以外の小銭の取扱いについて
ポケットチェンジで小銭の処理が出来なくなってしまったので、今後預け入れをする際には銀行を利用するしか手がなくなりそうです。
ゆうちょ銀行(窓口)の場合
ゆうちょ銀行の窓口で小銭を入金する場合は、以下のような預け入れ枚数によって手数料が異なりますので、ゆうちょ銀行に小銭を預けるのであれば
- 50枚ごとに入金をする
硬貨の枚数 | 料金(税込) |
1~50枚 | 無料 |
51~100枚 | 550円 |
101~500枚 | 825円 |
501~1000枚 | 1,100円(以降500枚毎に550円が加算) |
預けれる手間がかかりますが、50枚ずつ入金するといった手段を取らざるを得ないと思われます。
ゆうちょ銀行(ATM)の場合
一方、ゆうちょ銀行のATMでは1枚から手数料がかかるのでATMでの硬貨の預け入れはおすすめはしません。
《硬貨を伴う預け入れ》
硬貨の枚数 | 料金(税込) |
1~25枚 | 110円 |
26~50枚 | 220円 |
51枚~100枚 | 330円 |
手数料がかかってもいいのでATMで入金をしたいとの事であればいいのですが。
主な銀行の場合
他の銀行の手数料はどうなのでしょうか?調べてみました。
私が調べた中では、多くの銀行が300枚までの硬貨の預け入れは無料となっている所が多かったですので
- 300枚を目安に銀行に預け入れをする
というのが一番ベストな選択である考えられます。
ゆうちょ銀行より一度に預け入れられる枚数が多いので手間もかかりませんよね?
硬貨の枚数 | 料金(税込) |
1~300枚 | 無料 |
※各銀行によって手数料が異なりますので、ご利用の銀行のホームーページなどでご確認ください。
まとめ
2月9日よりポケットチェンジが日本硬貨の取り扱いを中止する事になった
今後は、小銭をどう処理していくかが問題になり、現状では銀行に預け入れをする以外になかなか手段がない状態となっている。
どういった入金をすれば最善なのか?
- ゆうちょ銀行(窓口):50枚に調整をして入金をする
- ゆうちょ銀行(ATM):出来ることなら避けるのが望ましい
- 主な銀行:300枚に調整をして入金をする
といった形で小銭を処理していくのが最も効率が良いと思われます。
今回は、ポケットチェンジで日本硬貨の取り扱いが中止になり、今後は小銭を上手く替えていけるか他の手段はどのような手段があるのかについて調べてみました。
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