あなたの乗っている車にはフォグランプが付いているでしょうか?
最近の車のフォグランプはファッション性を高めるために付いていたりしますが、本来フォグランプはヘッドライトでは見えづらい霧や悪天候の際に用いるものです。
ですが、最近ではファッション性を重視する方向が強まり、LED化や小型化をしている車が多くみられます。
そこでフォグランプの色で視認性のいい色って何でしょうか?
今回は、フォグランプの色で視認性がいい色は何なのか、またどんな色なら違法ではないのかなどについて調べてみました。
フォグランプの色で視認性がいい色は何?雨や雪でも見やすく!
フォグランプの色については、細目を定める告示の第199条に「白色又は淡黄色であり、その全てが同一であること」と定められています。
さらにフォグランプの取付位置、取付方法等については、保安基準第33条第3項の告示で定める基準において「同時に3個以上点灯しないように取り付けられていること」と記されています。
このように、クルマの前方に取り付けられている灯火類については、ひとつひとつに色や個数の規定があり、基本的に色は白、フォグランプに限っては淡黄色も認められています。
道路運送車両法の保安基準でフォグランプの色に関しては
- 白
- 淡黄色
という決まりがあり、また左右で色が違っているのもいけないようです。
白と黄色のどっちが見やすいの?
色温度を表す「ケルビン」という単位がありますが、この色温度は
- 2000K…ロウソクの赤みがかった光
- 3000K…白熱電球
- 4000K…白色蛍光灯
- 5000~7500K…太陽光・LED(白色)
2000Kは赤身が強く数値が上がっていくにつれて青味が増して行きます。
視認性の面からいうと赤が一番視認性が高いですが、ヘッドライトなどには使用できませんよね。
救急車などの緊急車両の赤橙や車のブレーキランプなどは視認性を高めるために赤色を採用しているのです。
ではフォグランプの色は白と黄色のどっちが見やすいのか?という点についてですが、これは間違いなく黄色の方が視認性の面から言ってよいと思います。
雪国で生活する人は白いフォグランプの設定の車でもあえて黄色のフォグランプに変更する人も多くいますし、私も雪の多い地域に住んでいてフォグランプだけは黄色に変更しています。
吹雪などの際には、白いフォグランプは全くと言っていいほど役に立ちません!
車の冬支度完了!
タイヤをスタッドレスに交換、ヘッドライトとフォグランプのHIDバーナーを3,000Kに交換、フロントリップスポイラー取外し
2001年式の車なのでヘッドライトを黄色にしても合法なのは、冬は助かるわ〜(*ᵒ̴̶̷͈̀ᴗᵒ̴̶̷͈́)و
スポイラーは外さないとワダチで折れるからね…(経験者) pic.twitter.com/jxPB2RO7zC— たきび (@crazy_ossan) November 21, 2021
黄色フォグランプは雪の日と
霧の日に絶大なる効果発揮します♫
最近の車白いフォグランプ多いけど
何でかね?
車検関係あるのかな?
兎に角ご安全に— MMDer Kj (@kjmmder) November 15, 2021
やはりフォグランプは黄色でないとという人も沢山いますが、ただ変更するにあたってご自身の乗られている車のフォグランプのバルブの形式にも注意が必要です。
最近のフォグランプのバルブの主流は普通車はH16が多く軽自動車はH8の車が多いです。
これからの季節に合わせてフォグランプを黄色に変更されてもよいかもしれませんね。
最近ではヘッドライトがLEDになっている車も多いと思いますが、雪の対策についても調べてみましたので、こちらの記事も参考にしてみてください。
車のヘッドライトがLEDになり雪が溶けない?前処理で視界を確保!
まとめ
- フォグランプの色は白または淡黄色という規定がある
- フォグランプのフォグランプの色で視認性がいい色は黄色の方が圧倒的によい
- フォグランプを変更する際には車に合ったバルブの形式を確認
今回は、フォグランプの色で視認性がいい色は何なのか、またどんな色なら違法ではないのかなどについて調べてみました。
また、道路が凍る温度についても調べてみましたので、こちらの記事も参考にしてみてください。
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