あなたのお使いのパソコンは定期的に清掃をしていますか?
普段は何もしていないまま使い続けている方が多いと聞きます。
また、使用していても故障しなければ特段何も不具合はないからと放置している方もいるようです。
パソコンはものは言いませんからね^^
ですが、パソコンを長く使う意味でも年に一度くらいはパソコンの清掃をする事をオススメします!
パソコンの内部を開けるのはちょっとためらう方もいるかと思いますが、パーツを取り外すことなく出来る程度のパソコンの掃除は手順はさほど難しくなく意外と簡単に出来ることが多いです。
今回はパパソコンの掃除の手順を簡単・安全に行うにはこうすると良いといった事について解説したいと思います。
パソコン内部を掃除する場合は、必ず自己責任の上で行ってください。
万が一、パソコンが壊れたとしても当サイトでは責任は持ちませんので、自信のない方は専門知識のあるショップやパソコン修理業者に相談することをオススメします。
パソコンの掃除の手順を簡単・安全に行うには!見た目と動作も安定!?
なぜパソコンの掃除が必要なの?
パソコンは使用していると必ず部品から熱が発生します。
大抵のパソコンにはファンが付いていて各部のパーツから出る熱を排出する役目がありますが、それがホコリが溜まる原因となります。
部屋にあるホコリをファンが空気と共に吸い込んでしまいホコリが蓄積
↓
放熱が出来なくなりCPUなどの重要な部品の冷却性能が不足し熱暴走や故障に繋がる
ファンがあり空気の流れが起きる以上ホコリが溜まるのは仕方のない事ですので、パソコンの掃除するのをオススメします。
私の場合、数ヶ月に一度パソコンの内部を開けて清掃をしています。
なぜかというと、数か月ではそこまでホコリは溜まりませんが、こまめにする事で大掛かりな掃除はしなくても済むからです。
パソコンの掃除に必要な道具って何が必要なの?
では、パソコンの掃除に必要な道具を解説します。
写真にある通り、以下のような物があると良いかと思います。
- プラスドライバー(先端サイズはNo.2だと大抵のネジに合うかと思います)
- エアダスター(逆さにしてもOKなものがベスト)
- ハケ(動物性の物がベスト)またはクリーニングブラシ
- マイクロファイバークロス
- アルカリ電解水
- 割り箸
- 綿棒
- ブロワー
- ディスプレイ用クリーニングシート(OA用シートでも可)
- メガネ拭き
- ハンディモップ
- 静電気対策用手袋(あれば)
百均でそろえられる物が多いので、あえて高価な物を買う必要はないと思います。
エアダスターや動物性のハケなどはホームセンターで購入するとよいでしょう。
パソコンの掃除の手順
清掃前に注意する事
- 必ず電源を切り、電源コードなどコード類は全て抜いてから作業を行う
- 静電気を逃がすためドアノブなどに触れて静電気を逃がす
- 飲み物など水分を周りに置かない
- ご自身が使っているパソコンを予め検索しておき、内部の蓋をどうやって取り外すか等をネットやYouTubeなどで調べておく
- 化繊の服はなるべく着ない(静電気防止のため)
各種コード類の配線は予めスマホ等で撮影しておくと清掃後につなぎ直す際に楽ですよ^^
また、ホコリが部屋の中を舞う可能性が高いので、窓を開けたりベランダ等の屋外で作業するとよいでしょう。
1.外装のホコリをハケで払いながら掃除機で吸い取る
意外と外装にもホコリが沢山ついているので、あらかじめ大きなホコリはハケを使いながら掃除機で吸い取ってしまいましょう。
外装が汚れているようであれば、マイクロファイバークロスにアルカリ電解水を吹き付けて汚れを拭き取りましょう。
アルカリ電解水をパソコンに直接かけてはいけません。
その後、プラスドライバーを使ってパソコンのフタを開けます。
フタはスライド式のものやケース状になっていて取り外すものなと様々なものがあります。
2.内部のホコリをエアダスターなどで取り除く(ホコリが舞うので注意!)
内部のホコリをエアダスターで吹き飛ばすのですが、ノズルをあまり近づけすぎずにエアをかけるのがコツです。
その時、ファンを割り箸で押さえつけながらエアダスターをかけるとファンを逆回転させたりせずに済みます。
3.残ったホコリを掃除機で吸い取る
ホコリを吹き飛ばした後は、ハケを使いながら残ったホコリを払いながら掃除機で吸い取るのですが、掃除機をパソコンのパーツに触れての作業は破損の原因にもなりますのでしないようにしましょう。
掃除機のノズルを近づけるだけでもホコリを吸い取る事が出来ます。
これは出来る方で良いのですが、ファンの羽をOAクリーニングシートや綿棒にアルカリ電解水を付けて拭くとなお良いと思います。
4.フタを閉めケースを元通りに戻す
一通りホコリを取り除いたら、ケースを最初と逆の手順で閉めます。
その際には、内部の骨組み部分にフタを固定する爪があるので、しっかりと引っ掛けてスライドさせ閉めるようにしましょう。
5.配線を元通りにして起動を確認する
あらかじめ撮影しておいた写真を元に配線を元通りにして起動が確認出来れば完了です。
キーボード、マウス、ディスプレイの掃除の手順
パソコン本体だけでなくキーボード、マウス、ディスプレイも同時に掃除をしてしまいましょう!
キーボードの掃除の手順
キーボードは基本的に手垢とホコリが主な汚れです。
中には食べ物の残りなどがはさまっている方もいるようです^^
- キーボードを新聞紙などの上で逆さまにして大きなゴミを落とす
- ハケを使いながらエアダスターでホコリを飛ばす
- マイクロファイバークロスにアルカリ電解水を吹き付けてキーボードを拭いていく
- 水分が残らないように乾拭きをする
キーキャップを外して清掃する方もいるかと思いますが、今回はキーキャップは外さない形の清掃の手順を解説しました。
マウスの掃除の手順
マウスも基本的には手垢が多く付いていると思いますのでキーボードと同じ要領で掃除をします。
- 1.マイクロファイバークロスにアルカリ電解水を吹き付けてマウスを拭いていく
- 水分が残らないように乾拭きをする
- ワイヤレス式のマウスだと乾電池を使用している物もあると思うので、この際に合わせて交換するのもよいと思います。
ついアルコールを使いたくなりがちですが、マウスに使用している塗装などがハゲてしまう場合がありますのであまりオススメはしません。
ディスプレイの掃除の手順
ディスプレイは指紋やホコリが付いている事が多いですが、液晶画面は力を入れずに拭き取るようにしましょう。
- 裏側のホコリをハンディモップ等で取り除く
- マイクロファイバークロスにアルカリ電解水を吹き付け裏側を拭いて行く
- 液晶画面をハンディモップで大まかなホコリを払う
- 画面は液晶用クリーニングシートで画面を優しく拭いていく
- メガネ拭きで乾拭き
以上でパソコンの清掃が終わります。
清掃する前と後では見違えるほどキレイになったのではないでしょうか?
まとめ
パソコンの清掃をするにあたっての注意点
道具については、百均で揃えられる物が多いので、無理に高い物を買う必要はありません。
- 必ず電源を切り、電源コードなどコード類は全て抜いてから作業を行う
- 静電気を逃がすためドアノブなどに触れて静電気を逃がす
- 飲み物など水分を周りに置かない
- ご自身が使っているパソコンを予め検索しておき、内部の蓋をどうやって取り外すか等をネットやYouTubeなどで調べておく
- 化繊の服はなるべく着ない(静電気防止のため)
といった事に注意をして作業をすれば、内部のパーツを外す訳ではないのでそんなに難しい事はないかと思います。
今回はパソコンの掃除の手順について解説させていただきました。
あなたのパソコンも定期的に掃除をして末永く使って行けると良いですね。
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