あなたの今お使いのPCでWindows10の動作が重いと感じたことはありませんか?
Windows11が出たとはいえ、まだWindows10を使い続けたいですよね?
また、今のパソコンがこんな症状で悩んでいる方もいると思います。
- 何だか動作が重い
- 操作に時間がかかる
- 表示がなかなかされない
- Windows10の高速化の手順は難しいのでは?
などです。
最新のハイスペックパソコンを使っている方なら別なのですが。
10月5日には後継のWindows11が出るかと思いますが、今回はWindows10を使い続けるためにこのWindows10の高速化の手順をご紹介して重い・遅いの改善術を設定してパソコンを長く使い続けて欲しいと思います。
サービスの変更と聞くと難しいと思いがちですが、手順通りにすればさほど面倒な作業ではないと思いますので、ぜひチャレンジしてみてください!
この記事を読むと、あなたのパソコンの動作も軽くなっていることを実感できると思います。
Windows10の高速化の手順!重い・遅いの改善術
Windows10の設定の前に、ハードウェア的に高速化ができる事を紹介します。
- メモリの増設:8GBが最低ラインで、出来れば16GBに…これだけでWindows10の動作はかなりの改善が見込めます。
- HDDからSSDに変更する:これは体感的にかなり変わると思いますが、現在はSSDを搭載しているパソコンも多いと思いますが、HDDを使用している方は変更する価値はあると思います。
これらは費用が掛かりますが、いずれも投資した分の効果が見込めると思います。
※以下に解説する設定については自己責任のもとで行い、不具合が起きた場合は、元の設定に戻すことをおすすめします。
Windows Updateの実施
意外な盲点かもしれませんが、Windows Updateの実施をされていない方をよく見かけます。
最新のバージョンがインストールされているかを確認してみましょう。
- 「設定」→「詳細情報」→バージョンが「21H1」が2021年8月現在の最新バージョンですので、それ以外の古いバージョンをお使いの方であればWindows Updateをして最新のバージョンにすることで改善が見込めます。
Cドライブのいらないファイルを削除
Cドライブ内にある不要なファイルを削除してドライブ内を軽くしましょう。
- 検索バーに「run」→ファイル名を指定して実行の名前に「temp」と入力後、Tempフォルダを開き中のファイル全てを選択し削除します。
- 検索バーに「run」→ファイル名を指定して実行の名前に「%temp」と入力後、Tempフォルダを開き中のファイル全てを選択し削除します。
- 検索バーに「run」→ファイル名を指定して実行の名前に「prefetch」と入力後、Tempフォルダを開き中のファイル全てを選択し削除します。
- 検索バーに「clean」→Cドライブを選択→「システムファイルのクリーンアップ」をクリックし、削除するファイルを選んで「OK」をクリックしますが、もし「ダウンロード」などのフォルダの中のファイルを使いたい等があれば削除項目からチェックを外してください。
ストレージセンサーの有効
一時ファイルやごみ箱の内容などの不要なファイルを削除して、自動的に空き領域を増やしてくれます。
- 「設定」→「システム」→「ストレージ(記憶域)」→「ストレージセンサー」をONにする
スタートアップアプリの制御
Windowsが起動すると同時に、裏で自動的に立ち上がるソフトを管理します。
- タスクバーの黒い部分を右クリックし「タスクマネージャー」を起動→「スタートアップ」を選び、自動的に起動させたくないアプリを「無効」にしていきます。
バックグラウンドで実行しているソフトの停止
パソコン上では、目に見えない裏側でいくつものソフトが情報の受信や通知の送信をしている事があります。
あまりに多いとパソコンの速度が遅くなる原因ですので無効化しましょう。
- 「設定」→「プライバシー」→「バックグラウンドアプリ」を選択し、必要のないアプリのバックグラウンドの実行を無効化します。
ただし「Windowsセキュリティ」はオフにしない事をおすすめします。
視覚効果・透明効果を停止する
Windows 10は、画面の見た目や動きが洗練されていて美しいのですが、これもパソコンを遅くする一つの原因でもあるので、見栄えをよくするアニメーションや透明化は無効化する事をおすすめします。
- 「設定」→「簡単操作」→「ディスプレイ」の「Windowsにアニメーションを表示する」と「Windowsの表示に透明性を適用する」をオフにします。
- 「設定」→「システム」→「詳細情報」の右側にある「システムの詳細設定」をクリックし、「パフォーマンス」の設定→「視覚効果」の「パフォーマンスを優先する」にチェックを入れますが、「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」だけはモニタの文字が見にくくなるのでチェックを入れた方がよいと思います。
- 「設定」→「個人用設定」→「色」の中の「透明効果」をオフにします。
SysMain(旧SuperFetch)を無効にする
SysMainそのものは、快適にパソコンを動かすための機能なのですが、メモリを消費するため8GB程度のメモリではあっという間にメモリが不足してしまいます。
そこで、この機能は不要ですので無効にします。
- Windowsマークを右クリック→「コンピュータの管理」→「サービスとアプリケーション」をクリックします。
- 「サービス」を選択し「SysMain」をタブルクリックします。
- 「スタートアップ」を無効にし、「サービスの状態」を停止にしOKをクリックします。
設定が終わったらウィンドウを閉じ、再起動します。
ストアの設定を変更する
ストアのなかの設定も意外と侮れません。
- ストアを開き「設定」をクリックします。
- その中の「アプリを自動的に更新」、「ライブタイル」、「ビデオの自動再生」をオフにします。
まとめ
- 予算があればメモリの増設やHDDからSSDへの変更をすると体感速度も上がる
- 現在使用している中で少しでも効果のある設定をしてWindows10の軽量化をし、作業効率を上げる
今回はWindows10の軽量化の設定と、今お使いのパソコン高速化する方法をご紹介しましたが、設定をしてみてあなたのパソコンの動作が軽くなっていれば幸いです^^
また、Windows10だけではなく、ご自宅のネットワーク環境を整備したりすると、さらに良くなると思いますので、よかったらこちらの記事も合わせて参考にしてください。
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