競走馬としても愛されてきたブロードアピール(27歳)が9月8日に亡くなったことが分かった。
未だに語り継がれる伝説の根岸ステークスの末脚や、孫にはダービー馬ワグネリアンを排出するなど繁殖牝馬としても活躍をした馬でした。
今回はブロードアピールの現役時代の活躍についてや、残された子供や孫たちについても調べてみました。
ブロードアピールが死去、孫にはダービー馬ワグネリアンも
現役時代は重賞6勝を挙げ、繁殖牝馬としては孫に18年の日本ダービー馬ワグネリアンを輩出したブロードアピール(牝、父ブロードブラッシュ)が9月8日午前4時頃、けい養されていた北海道・日高町のヴェルサイユリゾートファームで死んだことがわかった。27歳だった。
ブロードアピールは馬主があの有名なディープインパクトの馬主でも合った金子真人さんの所有馬で、1998年の当初は芝のレースを中心に走っていましたが、2000年頃にダートを使うようになり、2000年11月12日の第14回東京中日S杯根岸Sでダートのレースにも関わらず物凄い末脚を披露して勝利をしました。
このレースは、伝説のレースとして未だに語り継がれるほどの名レースで、動画は配信サイトでも未だに人気があります。
また、引退後は繁殖牝馬として14頭の子供を排出し、4番目の子供に当たるミスアンコールの孫に2018年のダービー馬ワグネリアンを排出しました。
金子氏自身の所有馬同士の配合で生まれた馬がダービーを取るなど、まさに競馬ゲームを地で行く感じの様子に驚かれた方も多いのではないかと思います。
ブロードアピールの根岸S、「馬ってこんな速く走れんの??」という驚きと「人ってこんな速く喋れんの??」という驚きを二重に味わえるので超すき
— Zippo (@fsheep) September 8, 2021
ブロードアピールも逝ってしまったか・・・。
今でも語り草の根岸ステークス、あの走りは追い込み馬の代名詞と言っても過言じゃないだろう。
どうか安らかに。— 有馬琥珀 (@arima_kohaku) September 8, 2021
ブロードアピールは福永Jに最初のダービーをプレゼントしたワグネリアンの祖母。その血はきっと繋がっていく、はず。ワグネリアン頑張れ!
— 猫の名はコトノハ (@dayefsw5136) September 8, 2021
残された産駒はどうなっているの?
ブロードアピールの産駒で現在現役で走っている馬は
- ビービーアピール 牡(佐賀競馬)
- デスパシート 牝(船橋競馬)
- ビービーミューズ 牝(門別競馬)
の3頭が現役で走っているようです。
地方競馬ではありますが、亡くなった母の分まで頑張って欲しいですね。
まとめ
競走馬としても愛されてきたブロードアピール(27歳)が9月8日に亡くなってしまいましたが、残された子供たちや孫たちが走っているので、今後の活躍を期待したいです。
- 伝説のレース根岸ステークスは未だに語り継がれている
- 孫のワグネリアンは、福永祐一騎手にダービージョッキーをプレゼントした馬でブロードアピール譲りの勝負根性があった
また、最近は名馬の死去が多くなっている気がします。
先日は種牡馬のドゥラメンテが亡くなりましたが、ドゥラメンテについても解説していますし、秋競馬も始まり、今後孫であるワグネリアンの動向なども気になりますよね。
よかったらそちらもご覧いただければと思います。
ドゥラメンテが死亡、今後の走りそうな産駒やキンカメ後継種牡馬は?
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