雪国に住んでいる方で雪で車が立ち往生する場面に遭遇したことがありませんか?
もちろん、吹雪などの天候の悪い時には車で出かけないなど対策をしている方もいるとは思いますが、出かけた時はそんなに降っていなかったのに突然の雪に見舞われる事もあります。
そんな時に雪で車が立ち往生してしまうと、その場に何時間もとどまらなければならない事態が起きると寒さに耐えられなくなる事も考えられ、最悪命にも関わって来ます。
今回は、雪で車が立ち往生した時の対策に必要な物10選!を解説したいと思います。
この記事を読むと、万が一の時にも慌てずに済むと思いますのでぜひ参考にしていただければと思います。
雪で車が立ち往生した時の対策に常備する物10選!寒さに耐える!
昨年12月中旬の北陸や信越を中心とした大雪では、関越自動車道などで車の立ち往生が発生し、大規模な車両滞留が発生しました。
昨日7日(木)からの大雪でも既に各地で立ち往生が発生していて、解消までに時間がかかってしまう可能性があります。
去年から今年の初めにかけて北海道をはじめ、北陸や信越でも雪による車が立ち往生する事が度々起きました。
また、12月にも新潟県の国道で大雪による立ち往生が発生したなど、雪は前触れもなく突然降って来る事もあるので、天気予報には注意が必要なのですが、ではそのような場面に遭遇した時に対策としてどんな物あればよいのか?といった事について解説します。
毛布や防寒アルミシート
一番命に係わるのは寒さで、毛布や防寒アルミシートは必需品であると思います。
万が一車が立ち往生した際にエンジンをかけていないとあっという間に車内の気温は低下してしまいます。
そんな時に不要な毛布や防寒アルミシートを準備しておくと寒さにある程度耐えられるでしょう。
防寒アルミシートは厚手の物はシートに引いたりして下からの冷気を遮断、薄手の物は体に羽織るなどして体温の低下を防ぐなど複数枚用意しておくのが望ましいと思います。
もちろん、寝袋などがあればより寒さを防げると思います。
ろくな防寒着とかないまま金属の塊である車の中で暖房つけずに雪の中で一晩とか死んじゃう。冬はアルミシートと毛布くらい積んどかないといけないということかしら。
— きく_いけ_そう (@so_harunohi) December 17, 2020
携帯用カイロ
携帯用カイロは暖を取るために常備しておくと良いと思います。
毛布や防寒アルミシートと合わせて使用し体を暖めるに非常に有効であると思います。
もちろん、大きさが違う物があるので用途に合わせて大中小と3種類くらいのカイロを用意しておくと更に良いと思います。
雪雷かな…もうそろカイロ車に常備してガソリン3以下にしないように動かなあかんな
— 佐藤ちゃん壱七秋鮭會 (@kimi_koi_12) November 25, 2021
簡易携帯トイレ
車が立ち往生するとトイレに行きたくとも行けない状況が起きてしまいます。
そうならない為にも簡易携帯トイレを用意しておくのが良いと思います。
簡易携帯トイレは車が立ち往生した時だけでなく、他の災害時にも使用できるので是非用意しておいた方がよいと思います。
これから雪のシーズンになると思いがけず大渋滞にはまることも多くなってきます。使い捨てカイロ、携帯トイレを車に常備しておくのもよいかと。
膝掛けもあると暖かいので、オススメです。— 雪月花~equal・KIR~ (@Equal_Kir) December 1, 2019
食べ物や飲み物
食べ物や飲み物があると立ち往生して食事が取れない時も飢えをしのげる事が出来るでしょう。
車が立ち往生した場所の近くにコンビニなどがない事は十分に考えられますので、長期保存が可能なチョコレートやようかん等や最低でも水はあった方が良いかと思います。
車の立往生で「雪を溶かして飲みました」ってニュースで言ってた人がいたんだけど、(昔登ってた時の経験では)けっこう高い山でも雪を溶かしてみると小さなゴミやチリが入ってて飲むのはどうかという感じ。
本当の非常時にはある程度仕方ないけど、車には飲料水と非常食は常備したほうが良いですね。— Ko Kinouchi (@kokinouchi) January 20, 2021
モバイルバッテリー
今や誰しもが当たり前のように持っているスマホですが、これもバッテリーがないと通信手段が途絶えてしまいます。
ですのでモバイルバッテリーを一つでも車に常備しておくと、いざという時にスマホの電池が切れて助けを呼んだり連絡を取れなくなるといった事が少なくなると思います。
もちろん、今は車にもUSBの端子が付いている車も多いので、あまり必要性を感じていない方もいるかもしれませんが、車もバッテリーが無くなる可能性もゼロではありませんし、現在はモバイルバッテリーも安く手に入るのであるに越したことはないと思います。
そういや雪で車が立ち往生って去年だか一昨年もあったよね?
これからは車内に保存食と水とモバイルバッテリー常備しておくようにしないとあかんよな— ともひで (@junky04) December 18, 2020
スコップ
万が一立往生した場合は雪がどんどん降り積もって来ますので、暖房を効かせる為にエンジンをかける事があるかもしれまんので、排気ガスで一酸化炭素中毒にならないように車の周りの雪を避けるスコップがあると良いでしょう。
スコップであればなんでもよいのではなく、出来れば形が正方形のアルミ製のスコップが理想的です。
雪のない地区のドライバーさん!
絶対スノータイヤかチェーンを用意してください
プロのドライバーは角スコップと長靴を常備してください
渋滞を起こさないでください
救急車が走れないと死んじゃう人がいるんですよ— 三回転半 (@sankaiten4) December 20, 2020
帽子や手袋
車が立ち往生した際は外に出て雪をよける作業をする事もあるかと思いますので、その際に帽子や手袋を用意しておけば寒さで手がかじかんだりする事を防ぐ事が出来ますし、車内にいても防寒対策にもなります。
雪道を車で走る時スコップ常備、ガソリンはちゃんと事前に充分入れておいて、携帯は充電器も含めてバッテリー充分にして。
あと、外で作業するから厚い防水手袋と帽子等防寒対策も。— Nika (@Nika_chikyujin) February 16, 2021
牽引ロープやブースターケーブル
これも、万が一の際にエンジンがかからない場面に遭遇する可能性があります。
その際にジャンピングスタートが出来るようにブースターケーブルを常備しておくと良いでしょう。
これは、雪で立ち往生した時以外にもバッテリー上がってしまう事も十分考えられます。
また、雪で埋まった際に牽引ロープがあるといざという時に他車に引っ張って助けてもらう時に有効です。
極力無いと信じたいが、
一応、牽引ロープとブースターケーブル買っといた。 pic.twitter.com/VrUI190TQc— とぱ~ず (@Topaz_2525) November 9, 2019
タイヤチェーン
これはスタッドレスタイヤを常に装着している方は別として、万が一の雪の時にやタイヤチェーンを備えておくと良いでしょう。
非金属(ゴム、ウレタンなど)の素材でタイヤに巻きつけて使います。
収納がコンパクトに出来る上にスタッドレスタイヤに比べて安価なのが特徴です。
道民の冬装備
スタッドレスタイヤは当たり前
スタッドレスでも滑る時は滑るので、スコップ、スノーヘルパー、タイヤチェーンはしっかり準備
動けなくなった時のことも考えて毛布も常備
その他、ワイパー、ウォッシャーも冬用
道民でもこれなんで、装備の整ってない人は車乗らん方が良いって事です pic.twitter.com/3CsTw0GspB— Admiral.ヒストリア@Ship3 (@shige_ship3) January 22, 2018
オートソック Y-13(ASKY13) チェーン規制対応 タイヤチェーン
スノーヘルパー
スノーヘルパーとは雪で空回りするタイヤの進行方向に挟み込み、タイヤをグリップさせることで脱出を助ける道具のことです。
雪国に住んでいる方であれば一度は経験すると思いますが、雪に埋まってしまうと脱出させるのは本当に苦労します。
ですのでスノーヘルパーがあると車が立ち往生した際に脱出させる時にかなり有効であると思います。
ロードスターでスタックした〜
積んでいたスノーヘルパーで脱出成功
FR車2年目にして初使用… pic.twitter.com/ewZYlBDKEQ— タカ@_z (@tace_ndgj_z) January 2, 2021
まとめ
雪で車が立ち往生してしまうと、その場に何時間もとどまらなければならない事態が起きると寒さに耐えられなくなる事も考えられる上に、命にも関わって来ますので以下の物を車に常備しておくと、万が一の際にあなたを助ける事につながります。
- 毛布や防寒アルミシート
- 携帯用カイロ
- 簡易携帯トイレ
- 食べ物や飲み物
- モバイルバッテリー
- スコップ
- 帽子や手袋
- 牽引ロープやブースターケーブル
- タイヤチェーン
- スノーヘルパー
を用意しておく事をオススメします。
また、ガソリンを常に満タンにしておくと不測の事態に陥った際にも慌てずに済むと思われます。
電気自動車の方も常に満充電にしておくなど対策を講じた方が良いと思います。
今回は、雪で車が立ち往生した時の対策として常備しておく物10選!を解説しました。
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