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マイニングで電気代の目安は?料金の見直しをして効率よく採掘!

マイニングで電気代の目安は? PC
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マイニングを行う上で気になるのは電気代ですよね!

では、マイニングで電気代の目安はどれくらいなのでしょうか?

電気を消費して仮想通貨を掘るのですから、電気代が安いに越したことはありません。

また、常時稼働する事を考えると電気代も抑える事が必要になって来ると思いますが方法として

  • ソフトで設定し電力を抑える
  • パーツの見直し
  • 電力会社の見直し

などが考えられるかと思います。

では、実際にマイニングをしている方のPCだと電気代の目安はどれくらいなのか、また電気代を安くく出来る方法はあるのかという事について調べてみました。

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マイニングで電気代の目安は?料金の見直しをして効率よく採掘!

電気代

マイニングを行う上で必ず必要なのが電力です。

電気代を節約する事がマイニングでは必須で、利益を出すには電気代を安くし対策をしなければいけません。

以下に電気代を安くする方法をいくつか紹介します。

「Afterburner」を使用しグラフィックボードの電力効率を改善

グラフィックボードのチューニングソフトで有名なMSIの「Afterburner」を使用して電力効率を改善するというものです。

「Afterburner」はMSIのサイトで配布されていますので、ダウンロードをしてインストールをしましょう。

注意点としては「Afterburner」を使用するとグラフィックボードの破損につながる恐れもあるので、ここでは「Power Limit」の部分を調整して消費電力を抑えるという点について解説したいと思います。

「Power Limit」の部分を調整して電力効率を改善してみる

「Power Limit」とは、グラフィックボードが行う仕事の上限値を決める機能の事で、デフォルトの状態から何%落とすかを設定可能(上げる事も可)で、例えば20%消費電力を落とした場合、その電力内で安全に動作するGPUやメモリの最大クロックが自動で設定されます。

Afterburner

※画面は私のグラフィックボードでの設定でスキン等も違いますが、概ね同じだと思っていただければと思います。

今回は、「Power Limit」のスライダーを20%下げて使用する設定を示したものです。

使用するグラフィックボード毎にどれくらいの電力制限をすれば一番効率が良いかはnicehashのサイトに載っています下記の表を参考にしてみてください。

モデル コアクロックデルタ メモリクロックデルタ 電力制限(W) 期待されるパフォーマンス(DaggerHashimoto)
CMP HX90 -100 +900 250W 98 MH / s
RTX 3090 -300 +1000 285W 120 MH / s
RTX 3080 Ti -400 +1900 240W 68 MH / s *
RTX 3080 -150 +900 220W 98 MH / sまたは48MH / s *
RTX 3070 Ti -400 +1300 150W 45 MH / s *
RTX 3070 -500 +1100 130W 60 MH / sまたは30MH / s *
RTX 3060 Ti -500 +1200 130W 60 MH / sまたは30MH / s *
Rtx 3060 -400 +1200 110W 26または47MH / s *
RTX 2080 Ti -200 +1100 150W 57 MH / s
RTX2080スーパー -50 +1000 175W 42 MH / s
RTX 2080 -50 +800 155W 42 MH / s
RTX2070スーパー -50 +800 150W 40 MH / s
RTX 2070 -50 +800 125W 39 MH / s
RTX2060スーパー -50 +850 125W 39 MH / s
RTX 2060 -50 +700 115W 31 MH / s
GTX 1660 Ti -200 +900 70W 30 MH / s
GTX1660スーパー -200 +900 70W 30 MH / s
GTX 1660 -200 +600 60W 24 MH / s
GTX 1080 Ti 0 +750 185W 45 MH / s
GTX 1080 0 +700 135W 35 MH / s
GTX 1070 Ti 0 +500 135W 30 MH / s
GTX 1070 0 +450 115W 28 MH / s
GTX 1060 6GB 0 +900 80W 23 MH / s
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グラフィックボードの実際の消費電力についてはGPU-Z等を使用して計測してみてください。

電気会社の契約プランを見直す

電気を消費して仮想通貨を掘るのですから当然なのですが、現在の日本の主な電力会社の電気料金は3段階で料金が決まっています。

  1. 第1段階料金
  2. 第2段階料金
  3. 第3段階料金

と別れていて、それぞれの段階に応じて1kWhあたりの電力量料金単価が変わって来ますので、マイニングを行う上では電気を沢山使用するので、特に第3段階料金についてチェックすると良いと思います。

マイニング専用の電力プランがあるLooopでんき

Looopでんきの「マイニングフラット」というプランを使用すると、最大でも従量料金22.4円/kWhの電気料金しかかからないため、費用が抑えれられるというものです。

一般的な電力会社のシミュレーション

※電気代の単価は26円として計算

例)RTX3070を使用したPC全体の消費電力が340Wだったとします。

  • 一日当たりの電気使用量は340W×24h=8160Wh=8.16kWh
  • 一日当たりの8.16kWh×26円=212円
  • 一か月あたりの電気料金212円×30日=6,360円

マイニングフラットに変えた場合のシミュレーション

例)RTX3070を使用したPC全体の消費電力が340Wだったとします。

  • 一日当たりの電気使用量は340W×24h=8160Wh=8.16kWh
  • 一日当たりの8.16kWh×22.4円=183円
  • 一か月あたりの電気料金183円×30日=5,490円

比較すると、1日あたり29円、1か月で約870円、1年だと10,440円もの節約となります。

これはかなり大きいですよね!

現状は東京電力エリアのみの提供のようですが、対応している地域の方であれば検討してみる価値はありそうです。

電力自由化により、新規参入の電力会社がたくさん出てきていますので、Looopでんきの「マイニングフラット」でなくとも今よりも電気代が安くなる可能性はありますね。

電源ユニットの見直しをしてみる

コンセントの交流電源を、PCパーツで使える直流電流に変換する際の効率をランク付けしています。

変換効率が高ければ高いほど省エネで発熱が小さいです。

  • 80PULS・・・負荷50%:電源変換効率80%、負荷100%:電源変換効率80%
  • 80PULS Bronze・・・負荷50%:電源変換効率85%、負荷100%:電源変換効率82%
  • 80PULS Silver・・・負荷50%:電源変換効率88%、負荷100%:電源変換効率85%
  • 80PULS Gold・・・負荷50%:電源変換効率90%、負荷100%:電源変換効率87%
  • 80PULS Platinum・・・負荷50%:電源変換効率92%、負荷100%:電源変換効率89%
  • 80PULS Titanium・・・負荷50%:電源変換効率94%、負荷100%:電源変換効率90%

といった変換効率となります。

仮に消費電力が320WのRTX3080を使用するとします。

※電気代の単価は26円として計算

80PULS スタンダードの電源を使用する場合、負荷50%:電源変換効率80%、負荷100%:電源変換効率80%ですので負荷50%と仮定した時

  • 320W×0.8=400Wが消費電力となります
  • 1日あたりの電気使用量は400W×24h=9,600Wh=9.6kWh
  • 1日あたりの電気料金は9.6kWh×26円=約250円
  • 1か月あたりの電気料金は250円×30日=約7,488円

となります。

80PULS Goldの電源を使用する場合、負荷50%:電源変換効率90%、負荷100%:電源変換効率87%ですので負荷50%と仮定した時

  • 320W×0.9=356Wが消費電力となります
  • 1日あたりの電気使用量は356W×24h=8,500Wh=8.5kWh
  • 1日あたりの電気料金は8.5kWh×26円=約221円
  • 1か月あたりの電気料金は221円×30日=約6,630円

となります。

このことから、80PULS スタンダードから80PULS Goldの電源に変えるだけで1か月あたり858円、1年にすると約10,296円もの節約になります。

塵も積もれば山となるといいますので、こういった地道な節約がマイニングには必要なのかもしれません。

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まとめ

マイニングの電気代を抑える方法として

  • ソフトで設定し電力を抑える
  • パーツの見直し
  • 電力会社の見直し

といったことが考えられるが、地道な努力の積み重ねでマイニングにおける電気代の節約が可能であると思われる。

いちばん効果がありそうなのは電気会社の契約プランを見直す事だが、全国的に行われている会社ではないので、一部のユーザーにしか対応が出来ないのがネック。

ソフトの設定やパーツの交換でも多少の電気代の節約が可能だが、長期的に考えなければならない事なので、よく考えてから設定や交換をすることをすすめます。

また、マイニングについて以下の記事も参考にしてみてください。

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