みなさんは自作PC(パソコン)と聞いてどんな事を思いますか?
- とにかく難しい
- どんなパーツを選んで良いか分からない
- 作り方が分からない
など、色々と戸惑ってしまう感じがあるかとは思います。
なぜなら、私も最初は『自作PCなんで絶対に無理!作れる訳ない』なんて思っていましたが、いざ作ってみると「意外と出来るかも!?」に変わり、今では自分のパソコンはおろか家族のパソコンまで全て私が自作するようになりました!
今回は、自作PC初心者向けパーツの選び方についてお伝えし、自作PCに興味を持ってもらえるように解説します^^
自作PC初心者向けパーツの選び方と解説を教えます
自作PCの魅力は何といっても「構成を自由に決められること」これに尽きると思います。
目的に応じて様々なパーツを選び組み合わせて作るのも魅力です。
もちろん「自分が何をしたいのか?」というのが重要ですよね。
そうしないと、無駄な高スペックのPCを作ってみたがオーバースペックだったり、逆に性能不足で動作にストレスを感じたりすることもあるので気を付けた方が良いです。
なお、自作PCのパーツの組み立て方についてはあえて解説はしません。
なぜならば、私がここで紹介するより「自作PCの作り方」などの書籍を一冊買えばわかりやすく丁寧に載っているので、そちらを見ながら作るのが良いかと思います。
性能の追求
- 動画の配信をスムーズに行ったりエンコードを速くしたい!
- 最新の3Dゲームを快適に動作させたい!
- 音楽ファイルを再生させるPCが欲しい!
など、高性能なCPUや大容量メモリ・超高速なSSDを搭載、4K動画編集などにも耐えうるビデオカードを組み込むなど、自分好みの性能を追求することも可能です。
見た目や外観にこだわる
- RGB LEDでキラキラ光るPC
- 全てのパーツが白いPC
- 強化ガラスやアクリルのPCケースで中身のパーツを見せるPC
など、RGB LEDで光るケースやファンを使い見た目にこだわることでカッコよいPCにすることが出来ます!
強化ガラスやアクリルで中身のパーツを見せ自分好みの外観に仕上げる事も可能ですよ^^
ちなみに私は、シンプルにリング状のRGB LEDファンを青く(色は好みです)光らせています。
サイズも自在
- デスクサイドに置いても邪魔にならない小型PC
- 防音性や冷却性のバランスに優れたミドルタワー型PC
- サイズは大きくてもHDDやパーツが沢山搭載できるタワー型PC
パーツ(主にマザーボード)のサイズに適合したケースを選択することで、拡張性を重視したり大きさを重視することもできます。
ただし、サイズが小さくなればなるほど、配線や組み立てる順番にも工夫が必要になって来ます。
ですので、私は組み立てやすさはもちろん、防音性や冷却性のバランスが良く組み立てやすいミドルタワーPCを選択することが多いです。
自作PCの中身ってどうなっているの?
PCパーツは種類が無数にあり、最初はどんなパーツを選べばよいか分からないと思います。
まずは主なPCを構成している基本的なパーツと役割を紹介します。
- CPU…PCの頭脳にあたるのがCPUで、OSの基本動作を含め全ての性能に大きく影響するので、まずはCPUから選んでいくことをお勧めします。
- CPUクーラー…CPUにも付属する(一部例外あり)が、サードパーティー製のクーラーは冷却性能が強力で静穏性にも優れ、またルックス面でのアクセントにもなります。
- メモリ…ストレージに格納されているプログラムやデータをCPUが読めるように一時的にデータを保存しておくパーツで、動画や映像を扱う用途では大容量のメモリが必要になります。
- マザーボード…PCのメインとなる基盤で、CPU・メモリを含めて全てのパーツはこのマザーボードに接続され、使えるパーツの規格や拡張性もこのマザーボードによって変わります。
- ビデオカード(用途に応じて)…ゲームのグラフィックスはビデオカード上のGPUの計算で作り出され、GPUの性能がゲームの画質や性能に関わるため、ゲーミングPCを作るのであればビデオカードを重視し選ぶことが大切です。
- 電源ユニット…各PCパーツに電力を供給するためのパーツで、電力供給が不安定だとトラブルの原因になるため軽視は出来ないため、安定した電力を供給出来る電源を選ぶことが大切です。
- SSD…プログラムやデータを格納しておく「ストレージ」と呼ばれるパーツで、PCやアプリケーションの起動のレスポンスの速さ、Webサイトの画像表示、データの転送など体感しやすい部分に影響が出ます。
- HDD…SSDは高速だが容量辺りの単価が高く、利用頻度の高いOSやアプリケーションはSSDに、利用頻度の低いデータの保存はHDDと使い分けするとよいです。
- PCケース…PCパーツを収納する入れ物で、PCの見た目の大部分はPCケースで決まると言っても過言ではなく、また、CPUクーラーやビデオカードなどがどのサイズまで搭載出来るか、SSDやHDDを何台搭載出来るかなどの拡張性もPCケース選びでは重要です。
以上のパーツが主にPCを構成しているものになります。
パーツ選びの順番は、まずCPUを選び、それに合わせてマザーボードを選んで行くのが基本になると思います。
ただ、ゲーミングPCの場合はゲームの性能に直結するビデオカードを先に選んでも良いと思いますし、見た目にこだわりがある場合は、PCケースから選ぶのもありだと思います。
各種パーツについてはそれぞれ解説をしていますので、そちらを参照ください。
工具やケーブル、ネジは必要なの?
PCの組み立ては、ネジ止めとケーブル接続がメインです。
必要なものはマザーボードやPCケースに付属していますので、事前に必要としておく物は長さ20cm程度のサイズ2番(No.2)のプラスドライバーのみです。
また、M.2 SSDの固定用には小さなネジが使われている0番(No.0)の精密ドライバーもあった方が良いです。
先が磁石になっているタイプだとネジをPCケース内にネジを落とす心配が少なくなります。
終わりに
今回は、自作PCの魅力や主な中身の紹介をしてきましたが、今後は実際にどんなパーツを選べば良いのかを具体的に紹介していこうと思います。
実際に自作PCを作ってみると、愛着も沸いて来てパソコンライフもより楽しくなりますよ^^
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