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フロッピーディスクが役所では現役?データの受け渡しは何が適切?

フロッピーディスクが役所では現役? PC
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東京都の自治体でフロッピーディスクが撤廃されだしたというニュースが出ていましたが、未だにフロッピーディスクが役所で現役で使われている事に驚きを隠せません^^

中にはフロッピーディスクって何?という方もいるのではないでしょうか?

現在のパソコンにはフロッピーディスクドライブなんてもちろん付いていませんし、データのやり取りは電子メールやCD-R、USBメモリなどの様々なデバイスがあります。

今回はフロッピーディスクがなぜ現役なのか、またデータの受け渡しにはどんな物がよいのかについて調べてみました。

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フロッピーディスクが役所では現役?データの受け渡しは何が適切?

フロッピーディスク

阿武町が振込依頼書を渡す際に使用したのが、「フロッピーディスク」という昭和時代に重宝されたものだったことも大きく報道されたが、実は阿武町ではなく、山口銀行の都合だという。

「どうやらCD -ROMなどより処理が早くて、使い勝手がいいようなのです。ただ、フロッピーディスクが悪かったから事件が起きたわけではまったくありません。人為的なミスが発端です」

Yahoo!ニュース

と、4月に発覚した国の給付金4630万円を誤って一人の町民に送金してしまった山口県阿武町の給付金誤送金問題ですが、この阿武町と銀行のデータのやり取りにもなんとフロッピーディスクが使われていたようなのです。

ちょっと驚きですよね!

例えば港区では、2019年にフロッピーディスクでの業務をオンラインに移行完了しましたが、ば目黒区では、フロッピーは現役で利用中、2021年度までにはオンラインへの移行を完了予定で、千代田区は2026年までに完了予定。千代田区は役所に行かなくても各種行政手続きが行なえるようにシステムの全面刷新を勧めていて、フロッピーディスクの撤廃はその一環で実施されるようです。(21世紀になっても東京都民は、引っ越しの時の住所変更などオンラインでできるはずのことをわざわざ役所で行なっていますからね)

前述の目黒区の公金担当者の小野氏は、日経アジアの取材に対し、「ディスクが壊れてデータが消えることはほとんどない」と答えています。目黒区では、今も職員給与や生活保護費の支払時などに振り込みデータを3フロッピーディスクに保存し、銀行に持ち込んで渡しています。しかしみずほ銀行は、もう我慢ならなかったのでしょうか、フロッピー等の記録媒体を取り扱う場合は、月5万円の手数料をとることにしたそうです。

Yahoo!ニュース

給与などのデータ量の少ない物についての受け渡しについて、銀行などにフロッピーディスクを渡していたようです。

フロッピーディスクには種類がいくつかあり、2000年頃に使われていたフロッピーディスクは主に「2DD」と「2HD」の二種類が使われていました。

3.5インチのFDには、記録密度の違いによって「2DD」と「2HD」という2種類があります。それぞれ、フォーマット(初期化)の形式により容量が変わりますが、2DDは最大720KB、2HDは最大1.44MBの記憶容量となっています。

Logitec

3枚のフロッピーディスクという事ですから、使用されたディスクが2HDと仮定すると

1.44MB×3=4.32MBほどのデータ量という事が分かります。

ですが、現在のエクセルやワードと言った会社でよく使われるofficeのソフトのファイルでも、ちょっとしたデータを入れればすぐ数MBの容量になる事も多いです。

私も、以前ある法人に毎月のデータを送信しなければならなかった際にフロッピーディスクで送付するように指定されていた事がありましたが、それもインターネットの普及と共に変化して来て、フロッピーディスクからオンラインでのデータの送信に変わりました。

その方が確実ですからね^^

現在では、どんなデータの受け渡しが適切なのでしょうか?

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データの受け渡しに適切な記憶装置・媒体は?

メディア

現在、オンラインでのデータを受け渡しする以外に手渡しで出来る記録メディアはどれくらいあるでしょうか?

  • CD-R(CD-RWなどを含む)
  • DVD-R(DVD-RWなどを含む)
  • USBメモリ
  • SDカード

などが挙げられるかと思います。

ですが、それぞれにメリット・デメリットを含めて調べてみました。

種類 容量 1枚(1台)あたりの価格 1GBあたりのおおよその価格
CD-R 700MB(0.7GB) 約16円 約22円
DVD-R 4.7GB 約20円 約4円
USBメモリ 16GB 約500円 約31円
SDカード 16GB 約800円 約50円
ポータブルSSD 500GB 約5,000円 約10円
フロッピーディスク 1.44MB(0.00144GB) 約4,000円 不明

ですが、未だにディスク単価の高いフロッピーディスクを使用するメリットはあるのか疑問に思いますよね?

現在は、売っている所もほとんどなく、時々リサイクルショップなどのお店に出ている事を見かけますが、30枚で10,000円などといった値段が付けられている事もあります。

ですが、以前からの流れでフロッピーディスクを使い続けなければいけないという理由があるのかもしれませんね。

私だったら大切なデータなら即、別なメディアに変更すると思いますが^^

と、1枚(1台)あたりの価格は様々ですが、単に一回のみの受け渡しであればDVD-R等を使用するのが良いと思われます。

現在であれば仕事をする上でたいていのパソコンにはDVDドライブは内蔵している物が多いと思われます。

また、頻繁にデータのやり取りをするのであればUSBメモリが適しているかと思いますが、現在はデータの漏洩問題や紛失問題、またウイルス感染などによってパソコンの遠隔操作をされるなど便利な点もありますが、危険もかなり高い記憶媒体であると考えれます。

ですが、実際にはUSBメモリでデータのやり取りをしている所も多いのではないでしょうか?

また、大容量のデータを渡したりする事が多いのであればポータブルSSDなども活用する事がよいのではと考えられます。

SSDハードディスクと違い耐衝撃性に優れており、物理的に壊れる可能性が低いといった事が挙げられます。

また、企業であればNASなどを使用してデータのバックアップをする事が必須だと思います。

 

Yahoo!ニュース

6月24日に尼崎市の個人情報が入っているUSBメモリを外部に持ち出した際に盗難・紛失し、大規模な個人情報の流出問題が起きました。いくらパスワードをかけているとはいえ、外部への持ち出しは本来厳重にするといった規定があると思いますが、ちょっと信じられないですよね。

と、昔からパソコンを使っている方にとってはフロッピーディスクの話は懐かしいかもしれませんし、役所に限らず現在も使用している方もいらっしゃるかもしれませんね。

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まとめ

  • 現在も東京都の自治体ではフロッピーディスクが使用されている現状がある
  • 山口県阿武町の給付金誤送金問題でも役所と銀行の間のデータのやり取りにフロッピーディスクが使用されていた
  • 今データのやり取りをする際には、オンラインでのやり取りをする事が多く、メディアを使用してのやり取りは減ってきているように思える
  • USBメモリなどは、取り扱いも便利だがセキュリティの問題や紛失する恐れもあるので、使用を禁止する会社も多いが、尼崎市の個人情報が入ったUSBメモリが紛失し、流出問題が明るみになった。
  • 大容量のデータのやり取りをする人はポータブルSSDなどを活用している

今回はフロッピーディスクがなぜ現役なのか、またデータの受け渡しにはどんな物がよいのかについて調べてみました。

やはり、一番良いのは個人情報は外部に持ち出さないのが一番ですね。

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